スペイン中央政府厚生省は22日、官報(BOE/5218)を発行、フェーズ1の人口1万人以下の自治体に対し、部分的にフェーズ2を許可する外出制限緩和措置を発表した。
官報によると、新型コロナウイルスの封じ込め政策により、感染者数などに改善が見られたため、人口の少ない一部自治体で部分的なフェーズ2を許可するとのこと。
対象となる自治体はフェーズ1が施行されている人口1万人以下もしくは1キロ平米あたり100人以下の地域。
この部分的外出制限緩和措置により、対象地域は13歳以下の児童は同じ家に住んでいる人ならば、大人一人の付き添い出なくてもよくなるほか、運動に関しても自宅から1キロメートル圏内だったのが、最大5キロメートル圏内まで許可される。
フリーマーケットに関しては、市役所の管理の下再開することができる。
この他、ホテルやレストランなどの飲食店に関して、店内での飲食が許可される。 ナイトクラブなどは対象外。 テラス席に関しても5月9日に発効された官報に基づいた収容人数で再開することができる。
対象地域はスペイン国立統計局のデータに基づく。