地元メディアの報道によると24日、アイルランドに本拠を置くライアンエアーに対し、雇用調整(ERE)が無効であったと判断、従業員らを復職させ、失職していた期間の給与の即時支払いを命令した。
ライアンエアーは先月、スペイン国内の従業員224名に対し一時休職処分(ERTE)ではない、雇用調整(ERE:リストラ)を行っていた。
スペイン全国管区裁判所はこれを根拠のない解雇として無効と判断。 224名を復職させ、支払われていない給与分の即時支払いを命令した。
全国管区裁判所は国内外の汚職やテロなどを扱うところで、最高裁判所と同様の権限がある。