地元メディアの報道によると、スペイン国王フェリペ6世は20日中国ネット販売最大手アリババ創業者ジャックマー氏に、武漢新型コロナウイルス感染拡大対策用のマスクなどの提供に対し謝辞を述べたことが分かった。
中国から医療品約50万枚のマスクがサラゴサの空港に3月17日に到着、更なる医療品も数日中にスペインに到着する予定。 アリババ財団はこのほか、中国、日本、韓国、米国、ベルギー、イタリア、オーストリアリアなどに寄付を行っている。
また、バルセロナでは中国建設銀行がバルセロナ市役所に5千枚のマスクと100着の防護服を寄付したほか、そのほかの地区でも中国人らが警察署にマスクなどを寄付している。 更に、Huaweiの創業者も100万枚のマスクを寄付し、Air Chainaで本日到着する予定(europa press報道)。
武漢新型コロナウイルスに関しては、トランプ大統領が「中国ウイルス」と発言したほか、中国は中国に責任を転嫁すべきでないと反発している。 今回のコロナウイルス危機で、カントリーリスクを避け、サプライチェーンとして中国が外される可能性が高いが、それを牽制しての寄付であるとの見方も地元メディアは報道している(el confidencial)