地元メディアの報道によると4日、新型コロナウイルスへの感染が5人確認されたメキシコで、中央政府アルフォンソ・ロモ官房長官が「我々は緊急事態の中に生きている。」と発言したことが分かった。
ロモ官房長官は「官僚らの決定は受け入れられない。我々は今国家緊急事態にいる。」と発言。 これは、コロナウイルスによるメキシコ経済の影響を鑑みての発言であり、同政府の保健省とは意見が分かれている。
現在メキシコでは、イタリアに渡航歴がある感染者ら5人が確認されているが、自宅隔離の措置が講じられているほか、39件で感染の疑いがあり現在検査の結果を待っている。