カタルーニャ州独立推進過激派組織が州議会を占拠し一方的な独立宣言を行わせる予定だったことが発覚 州首相も認知していた可能性が浮上

先週初め、バルセロナ北部サバデイ市でテロなどの容疑で逮捕拘束されたカタルーニャ州独立推進民間組織過激派9人のうち2人が保釈された件で、今年10月1日から5日間ほどカタルーニャ州議会を占拠し、一方的な独立宣言を行わせようとしていたことが、地元メディアの報道により分かった。

これは今年5月に、空き地でボヤ騒ぎが発生し、当初タバコの不始末であると証言していたが、捜査が進むにつれ、爆発物等を製造したことが発覚。 全国管区裁判所がテロ行為として立件、現在は爆発物所持違反等の罪状となっている。

逮捕拘束されている7人は、独立派会派人民統一候補の青年過激派組織CDRのさらに過激派グループである戦術対応チーム(ERT)のメンバーで、地元メディア「El Confidencial」が報じたところによると、警察署や州政府の主要機関を攻撃したのち、州議会を約5日間占拠しキム・トーラ州首相、もしくは現在逃亡中のカルラス・プッチダモン前州首相を探し出し、一方的なカタルーニャ州の独立宣言を行う、「Dディ」として計画していたことが分かった。 また、この計画をキム・トーラ州首相は知っていたと聞いていると、逮捕者は発言したと報道されている。

現在主犯格の2人は、全国管区裁判所より「テロ行為」として立件されていたことに驚き、警察の捜査に協力していると報道されている。

また、一部報道で、プッチデモン逃亡犯の妹(もしくは姉)と実行犯が接触していたことが報じられていたが、公式文書でこれを否定している。

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