スペイン国王次期首相候補提示せず 11月に出戻り総選挙へ

スペイン国王は17日、下院議会で信任投票に十分な支持を得られる次期首相候補がいないと判断したことが、官報の発表により分かった。

スペインは今年4月28日総選挙を実施、投票率が75%を上回り中道左派スペイン社会労働党(PSOE)が与党国民党を制して第一党になった。

この選挙で野党であったPSOEは85議席から123議席と議席を大幅に伸ばした一方、国民党が137議席から65議席に減らし大敗。 また、極右派政党VOXが0議席から24議席を獲得するなど、話題となっていた。

しかしながら、PSOEは絶対過半数176議席を得て政権を握るために連立交渉を左派政党ポデモスと行っていたが、これが頓挫。 9月12日からフェリペ国王が次期首相候補を指名するため、下院議会全政党代表らと会談したが9月17日に次期首相候補無しと判断した。

この結果、出戻り総選挙は11月10日となる見込み。

今後スペイン上下院は9月24日に解散。

10月15日に立候補者公示。 11月1日から8日までに選挙活動が行われる予定。

スペインはこの4年間に4回の総選挙が行われることになる。

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