スペイン失業保険庁SEPE(旧INEM)が2019年7月の失業保険申請ベースによる失業者数を発表、6月から4,253人減少し(-0.14%)、3,011,433人となったことが分かった。 また、昨年同月比で123,588人(3.94%)減少した。
7月の下げ幅としては2002年の1,100人減以来最低水準。 また、2000年から7月に失業者が増えた月は2005年(14,557人)、2007年(4,469人)、2008年(36,492人)の3回。
自治州別にみるとアンダルシア州が752,799人で一位。 次いでカタルーニャ州が358,830人で二位となった。
一方、外国人失業者はカタルーニャ州が68,941人で一位。 次いでアンダルシア州が57,856人で二位となっている。
スペインでは8月のバケーションシーズンに合わせ、7月までに失業者数が減少。 これからクリスマス商戦まで失業者は増えていく。