スペイン選挙 国民党牙城マドリード州及びマドリード市でも大敗か

5月26日、スペインでは12の自治州で選挙が行われるほか、市長選挙、欧州議会選挙が行われた。

自治州選挙が行われたのは、アラゴン州、アストゥーリアス州、カナリアス諸島、カンタブリア州、カスティーリャ・イ・レオン州、カスティリャ・ラ・マンチャ州、マドリード州、エストレマドゥーラ州、バレアレス諸島、ラ・リオハ州、ナバーラ州、ムルシア州、セウタ自治都市、メリリャ自治都市。

このほか、バルセロナでは市長選挙が行われた。

また、欧州議会選挙も同時に行われており、751議席のうちスペインは54議席が割り当てられている。

20時に終了した投票後、出口調査が行われている。

マドリード州に関して

2015年の自治州選挙では、全体の132議席のうち国民党(右派)が48議席、スペイン社会労働党(PSOE)(左派)が37議席を獲得していた。 出口調査の結果、今回の選挙でスペイン社会労働党(PSOE)が37議席と横ばいとなるが、国民党が26議席と議席数を約半分に減らすとされている。 しかしながら、中道右派市民党が17議席から24議席、極右政党VOXが0議席から12議席に躍進されるとみられ、右派会派全体では65議席から62議席となるとみられている。 ただ、左派が67議席を獲得するとみられているため、州議会でも政権が交代する可能性が高い。

マドリード市に関して

57議席を巡って行われたマドリード市議会選挙では、国民党が21議席から11議席と半分に減らすとみられており、ポデモス会派のアオラ・マドリードが21議席を獲得するとみられている。 ここでも国民党は大敗するが、代わりに市民党(7→10)と極右政党VOX(0→4)が議席を伸ばす。

バルセロナ市に関して

41議席を巡って行われたバルセロナ市議会選挙では、カタルーニャ州独立賛成会派であるカタルーニャ共和主義左翼(ERC)と現市長アダ・コラウのバルセロナ・エン・コム(ポデモス会派)が各10議席を獲得するとみられている。 ERCに関しては5議席から10議席と躍進する予定。 国民党と反資本主義・反体制を掲げる極左CUPが議席を失う可能性が高くなった。

欧州議会に関して

751議席のうち、54議席がスペインに割り当てられている欧州議会選挙では、2014年に国民党が16議席であったのに対し、今回の選挙で11議席となるほか、スペイン社会労働党(PSOE)が14議席から18議席へ増やす。 この他注目されているのは、カタルーニャ州独立運動時、反乱、公的資金横領などの容疑でスペイン国内のみで逮捕状が出ているカルラス・プッチダモン前カタルーニャ州酋長が、欧州議会選挙に出馬している点。 出口調査では2議席獲得されるとみられているため、もし議席を獲得すれば欧州議会に議席をもつことになる。

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