スペイン カタルーニャ州 2月21日ゼネストと独立派政治家らの裁判に対する大規模デモ

スペイン北東部カタルーニャ州で2月21日に公共交通機関を中心とするゼネスト、および2017年の独立運動に参加し、一時拘束されている政治家らへの裁判に抗議する大規模なデモが予定されている。

ゼネスト

カタルーニャ州の労働組合Intersindical-CSCはゼネスト実施を発表、一日35時間労働で最低賃金を月1,200まで引き上げるように要請。

このゼネストにより、公共交通機関が間引き運転。 

地下鉄、路上電車、州鉄道(Ferrocarrils)、バスは通常の25%の間引き運転のほか、6時30分から9時30分と17時から20時の間、通常の50%の間引き運転を行う。 また、路上電車に関しては、バルセロナ市内各所でデモ集会による道路封鎖も考えられることから、予定通りの間引き運転よりさらに遅れが出る可能性があると指摘。

スペイン国鉄(RENFE)中長距離電車では通常の33%の間引き運転。

エル・プラット国際空港と市内を結ぶエアロバスは通常の50%の間引き運転。

このほか、体の不自由な利用者に対する代替輸送を準備。

レッカー車などは外注するとのこと。

公共交通機関のほか、教育にもゼネストの影響があり、休校となる教育機関などはすでに親に対し通達済みとのこと。

病院などもこのゼネストの影響を受けることになる。 例えば、プライマリーケア部では予約をしている患者は、予約の変更ができないが、このゼネストに参加する意思表示を事前に通告することなしに病院勤務者はゼネストに参加することができる。 しかしながら救急病棟および集中治療部は通常通り運営。 また、一般診察は通常の25%の間引き運営となる予定。

一方、ピカソ美術館、カイシャ・フォーラム、CCCB、Macbaなどの美術館等に関してはこのゼネストによる影響は今のところないとされている。

大規模抗議デモ

2月21日のゼネストと同日、カタルーニャ州独立推進民間組織カタルーニャ国民会議(ANC)、Omnium Culturalのほか、独立派会派JxCAT、カタルーニャ共和主義左翼(ERC)、CUP、Democratesなどが、2017年のカタルーニャ州独立運動による元政治家らへのスペイン最高裁判所による裁判に抗議する大規模デモを実施予定。

カタルーニャ州の各地で抗議デモが予定されているが、バルセロナでは12時と18時の2回大規模デモが予定されている。

バルセロナ市内では12時から大学広場(Plaza Universitat)で抗議集会が行われる予定。

その後18時からはグラシア通りとディアゴナル大通りの交差点付近にあるJardinets de Craciaからグランビア大通りへ向けて大規模な抗議デモ行進が行われる予定。

さらに、カタルーニャ州独立推進民間組織ANCは、この日終日店のレジを開けず、また消費者も商品を購入しないよう呼びかけており、デモ参加者に対し水や食料など必要なものを事前に持参するよう呼びかけた。 これによりカタルーニャ州の経済を凍結し、抗議の意思を伝える狙いがある。

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