今週から始まった2017年のカタルーニャ州独立運動に関する元政治家らへのスペイン最高裁判所での裁判が、政治的な圧力の元行われ公平な裁判ではないとして、これに抗議するため独立派市民団体ら等が2月16日土曜日17時より大規模なデモ行進をバルセロナのグランビア大通りで行う。
デモ抗議はグランビア大通りの大学広場(Plaza Universitat)からスペイン広場(Plaza España)まで行われ、これには州議会独立賛成派会派JxCat、PDeCAT,la Crida,ERC,CUP,Democratesなどが参加するほか、独立推進民間組織カタルーニャ国民会議(ANC)と、Omnium Cultural、ACDCも参加する。
この他、今月21日木曜日には労働組合Intersindical-CSCが、社会サービスの向上を求めてゼネストを発表しているが、本当のところはこの裁判への抗議という形をとっている。
本日の大規模デモ行進にはキム・トーラ州首相のほか、ペレ・アラゴネス副州首相、ロジャー・トレント州議長なども参加する予定。
バルセロナ市警察の発表によると、このデモ行進に20万人が参加した。