閣僚会議の妨害は最高5年の懲役 明日多くの独立派組織が抗議デモを実施

スペイン中央政府大臣らを閣僚会議に出席させないために、道路上に障害物などを置くなどする妨害行為は最高5年の懲役刑となる。

刑法503条によると、「大臣に対し、障害物などを置くなどして閣僚会議への出席を妨害する行為は2年から4年の懲役刑となる。」と表記されている。 また、刑法504条には「それらの妨害行為が暴力行為であった場合、2年から5年の懲役刑となる。」とのこと。

この刑罰が適用されたことが過去に一度あり、2015年アルトゥール・マス元州首相政権時代に多くの市民が政治からの公用車を取り囲み議会に出席できなくなる事態が発生、ヘリコプターで移動しなければならなくなった。 この時8人が最高裁判所より3年の実刑判決を受けている。

一方、明日バルセロナで行われる中央政府による閣僚会議はLlotja de Marで行われる予定で、独立派市民らなどが大規模な抗議デモの実施を予定している。

カタルーニャ州独立推進民間組織「共和国を守る会」CDRは朝8時半より閣僚会議が行われる周辺道路4か所を封鎖。 18時よりCDR、ANC、Omniumなどの独立派民間組織、CUP、ERC、Pdecatなどの独立派会派らがパセオデ・グラシアとディアゴナルの交差点からグランビアまでデモ行進を行う。

この影響で業者の配達が行われず、店舗などへの影響が出ている。


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