王族直系を巻き込んだ汚職事件「ノース事件」で最高裁が主犯格の刑期を5か月減刑
王族直系クリスティーナ王女(2015年に称号が取り消されている)を巻き込んだ汚職事件「ノース事件」で、王女の夫で主犯格のイニャキ・ウルダンガリンに対する刑期が6年3か月から5年10か月と5か月減刑されたことが分かった。 パルマ・デ・マヨルカ地方裁判所の判決を受けスペイン最高裁判所は12日、主犯格のイニャキ・ウルダンガリンは公共事業入札に関連する公的文書偽造に拘わっていないと判断し、5か月間減刑する
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元社会党活動家による司法妨害疑惑、スペイン国家高等裁判所が捜査を一本化
元社会党活動家が司法・警察幹部に対して行ったとされる妨害工作疑惑で、マドリードの裁判所は国家高等裁判所への捜査移管を決定した。単なる個人犯罪ではなく、司法の独立性を揺るがす「国家の闇」に触れる事件として、その深刻さが浮き彫りになっている。

マドリード州首相のパートナー企業、疑惑の渦中で2年連続「売上ゼロ」を計上
マドリード州のイサベル・ディアス・アユソ首相のパートナー、アルベルト・ゴンサレス・アマドール氏が関与する企業が2年連続で売上ゼロを計上した。脱税と贈収賄疑惑の捜査が進む中、実態のないペーパーカンパニーを利用した不正の構図が浮き彫りになっている。

マドリード州首相アユソ氏の「無敵感」— 公費による高級ペントハウス購入疑惑が浮き彫りにする権力者の傲慢
スペイン・マドリード州のアユソ首相をめぐり、州の公営企業が首相の私的利用を疑われる高級ペントハウスを購入したとの疑惑が浮上。度重なるスキャンダルにも動じない彼女の政治姿勢は、権力がもたらす「ヒュブリス(傲慢)」の典型例として、スペイン社会の深刻な分断を映し出している。

マドリード州政府、公営企業通じ高級ペントハウスを極秘購入か アユソ州首相に新たな疑惑
マドリード州政府傘下の公営企業が、イサベル・ディアス・アユソ州首相の「会議用」として高級ペントハウスを極秘に購入していたことが発覚した。汚職の温床と批判されてきた公営企業の不透明な仕組みを利用した取引に、州首相の公私混同を問う声が強まっている。
特集 冬と年末年始のスペイン旅行

冬と年末年始のマドリード旅行2026-27──昼は10度前後で歩きやすい街、美術館の無料時間、大晦日のプエルタ・デル・ソルと三賢王のパレード
冬のマドリードは日中10度前後から10度台前半で街歩きがしやすく、プラドなど三つの美術館には無料の時間があり、この冬はプラドのリルケ展やティッセンのダリ展が開かれる。年末年始は11月21日に点灯し1月6日まで続くイルミネーション、プラサ・マヨールのクリスマス市、大晦日のソル広場での年越し、1月5日の三賢王のパレードが続く。昨年はソル広場の入場が1万5,000人までで、ソル駅は30日と31日の18時

冬と年末年始のバルセロナ旅行2026-27──1月の平均最高気温はマドリードより約4度高い、クリスマス市は昨年23日まで、大晦日のショーと三賢王のパレード
冬のバルセロナは1月の平均最高気温が13.6度で、マドリードより4度ほど高く、2025年1月のホテルの平均客室単価は6月より4割ほど安かった。大聖堂前とサグラダ・ファミリア前のクリスマス市は昨年いずれも12月23日までで、市を見るなら12月前半から中旬に。12月26日の祝日、大晦日のショー(今年の会場は要確認)、1月5日の三賢王のパレード、カルソッツの季節、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラの年末年

冬と年末年始のサン・セバスティアン旅行2026-27──24時間太鼓が鳴るタンボラーダ、例年1月からのシドラの季節、市内に星11個
バスクのサン・セバスティアンは冬は雨が多いが、食と祭りで冬に行く理由がある。12月初めから1月6日までのクリスマス市、12月21日の聖トマスの市、1月19日深夜から24時間太鼓が鳴るタンボラーダ、例年1月中旬ごろから樽のシドラを飲むシドレリアの季節。ミシュラン2026年版では市内の6店が計11個の星を持つ。雨の日の過ごし方、日帰り、日本からの行き方と日程の例をまとめた。

冬と年末年始のガリシア旅行2026-27──12月31日にサンティアゴ大聖堂の「聖なる門」が開く、聖年2027の始まりと冬の魚介
2027年はサンティアゴ・デ・コンポステーラの聖年で、その始まりに2026年12月31日、大聖堂の「聖なる門」が開かれる(公式の行事暦は17時、正午ごろに早めるとの報道もあり時刻は未確定)。冬のガリシアは雨が多いが、12〜3月は魚介のよい時期。ヴィーゴのイルミネーション、ヘラクレスの塔とルーゴの城壁、冬に巡礼路の最後の100キロを歩く注意、日本からの行き方と開門に合わせた日程の例をまとめた。
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Ouigo運転士のスト、11月6・9日と12月4・8日を撤回──南部方面は事故による運休続く
運転士組合SEMAFがOuigoで呼びかけた4日間の部分ストは撤回。マドリードとアンダルシア間の事故に伴う運休は少なくとも11月15日まで続く。

欧州で旅客機への爆破予告が今週3回目、5日は20便以上──マドリード発着もイベリアなど少なくとも4便、仏は軍の基地への着陸を拒んだとされる機長を捜査
11月5日朝、欧州各地で旅客機への爆破予告が再び相次いだ。ロイター通信は5日午後の時点で対象を少なくとも25便と報じ、今週3回目となる。結果が明らかになった検査では、爆発物は見つかっていない。マドリード・バラハス空港では、ローマ発とミラノ発のイベリア航空の2便が通常どおり着陸し、エア・ヨーロッパのパリ行きは離陸直前に出発を中断して乗客を降ろした。マドリード発ソフィア行きのライアンエア便も予告を受け

スペイン最低賃金、2027年は月1,286ユーロに引き上げる政令案──労働省が意見募集、閣議承認前
労働省は2027年の最低賃金を月1,286ユーロ(額面、年14回換算)とする政令案を公表した。承認されれば現行比5.3%増で、11月16日まで意見を募る。閣議承認前の案だ。

フィエスタ・デ・エスパーニャ2026、大鍋パエリアは両日2回・各1,300円──15日にスペイン往復航空券が当たるクイズ、東京・代々木公園で14・15日
東京・代々木公園で11月14・15日に開かれる「フィエスタ・デ・エスパーニャ2026」について、大鍋パエリアの提供時刻と価格、フラメンコの出演者などが公表された。パエリアは両日11時30分と14時30分の2回で、価格は各1,300円。フラメンコは14日にLos Topos、15日にLos Amigos。15日14時40分ごろからはスペイン往復航空券が当たるクイズ大会、11時にはLALIGAファン大
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スペインの高速鉄道では、線路と信号、管制を国のAdifがまとめて受け持ち、その上を国営のRenfeと、Iryo、Ouigoの列車が走って同じ区間の切符を売り合う。EUの決まりで2020年12月から参入が認められた。2025年の利用者は2019年の2倍になり、競争のある路線の運賃は物価の上昇分を除くと約4〜5割下がった。「民間」の2社も、イタリアとフランスの国鉄のグループ会社だ。どの会社の列車も、A

カンプ・ノウ改修、また遅延──第三段オープンが数か月ずれ、完全完成は2027年末〜2028年初頭に。日本人観光客が知るべき「工事中スタジアム」の3つの実務
FCバルセロナのスポティファイ・カンプ・ノウ、第三段オープンが2026年10月から数か月延期。完全完成は2027年後半〜2028年初頭にずれ込む見込み。48,000平米の屋根設置は2027年夏に4か月閉鎖必要。ラポルタ会長vsコルボニ市長のライセンス1C対立も並走。バルサ・イマーシブ・ツアー28-31ユーロ、モンジュイック併用など、観光客向け実務ガイド。

高速鉄道LZBで今年170回の障害、運輸相は「欧州の通常範囲」と説明──停止後の安全確保が焦点
プエンテ運輸相はLZB関連の通信障害などが今年170回起きたと説明。75%は外部要因で、ウルダでは障害時の停止動作は機能したと主張する。頻度を評価するための比較条件と、停止後の運転再開をどう安全に行うかを検証する。

【解説】スペインの主な鉄道事故──ウルダの追突は2013年のアングロイス以来の惨事、標準軌の高速新線で乗客が亡くなった事故は今年2件目
トレド県ウルダ付近の高速列車の追突(死者少なくとも68人)は、2013年のアングロイスの脱線(80人)以来の惨事で、1944年以降の鉄道事故では4番目の規模になる。最悪とされる1944年のトレ・デル・ビエルソは公式の発表で78人だが、2019年の研究は約100人とする。過去の大きな事故には単線での正面衝突、踏切、速度の出しすぎが多い。1992年に高速鉄道が始まってから、標準軌の高速新線で乗客が亡く
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