カタルーニャ州議会トレント議長が次期州首相候補をジョルディ・サンチェス被告に指名

カタルーニャ州議会独立派会派カタルーニャ共和左翼(ERC)のロジェール・トレント議長は5日、マドリードで逮捕拘束中の一緒にカタルーニャのために党(JxCAT)立候補リスト2位のジョルディ・サンチェス被告を次期州首相候補に指名したことが分かった。 信任議会の日にちは未定。
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ロジェール・トレント議長は5日、次期州首相候補指名のため州議会の各会派代表らと会談を行いジョルディ・サンチェス被告を指名した。

トレント議長は今年の1月22日に次期州首相候補として反乱・扇動・公的資金横領の容疑で全国管区裁判所により逮捕状が出ているためベルギーに逃亡中のカルラス・プッチダモン前州首相被告を指名。 同月25日に同月30日に同被告の信任議会開催を発表していたが、スペイン憲法裁判所は遠隔地から議会の出席を認めず、同議長は議会の延期を発表していた。

カルラス・プッチダモン前州首相被告が州議会に出席できなかったの同様に、ジョルディ・サンチェス被告も現在マドリードの拘置所で逮捕拘束中であるため、次期州首相候補として指名されても信任議会に出席できなければ次期州首相として着任できない。
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同被告の弁護士ジョルディ・ピナは、スペイン最高裁判所に対し保釈するよう訴え出る構えと発表した。 しかしながら、もし最高裁判所がこの訴えを退けた場合、カタルーニャ州政府は再度次期州首相を選出することができない状態となる。

現在のところERCとJxCATはジョルディ・サンチェス被告を次期州首相候補として認めているが、同じ独立派会派で反資本主義を標榜する人民統一候補(CUP)は「中央政府の圧力に屈しており、(共和国として独立宣言をしたにもかかわらず)自治州として行動している。」とし、ジョルディ・サンチェス被告の次期州首相候補信任投票に対し「棄権票」を投じると言明している。

CUPは州議会で4議席を獲得している。
JxCATとERCは合計66議席を獲得しているが、ベルギーに逃亡しているカルラス・プッチダモン前州首相被告とトニ・コミン前保健相被告は投票ができないため64票。
一方その他の会派は合計で65議席を有している。
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このため、ジョルディ・サンチェス被告が(保釈され)次期州首相となるためのJxCAT、ERCの選択肢は2つ。 CUPの議員2人が賛成票を投じるか、カルラス・プッチダモン前州首相被告とトニ・コミン前州保健相被告が議席を返上するかである。

因みに昨年10月1日に行われたカタルーニャ州の分離独立を問う違法な住民投票に関し、ジョルディ・サンチェス被告は最高裁判所で「違法であった。」と証言。 一方カタルーニャ州議会はこの違法な住民投票を「合法である。」という法案が可決している。

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