カタルーニャ州議会司法弁護団が一回目の州首相信任議会は行われていないと判断

カタルーニャ州議会司法弁護団は7日、次期州首相信任議会はまだ開催されていないとの判断を下したことが分かった。
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カタルーニャ州議会では現在、昨年12月21日に行われたカタルーニャ州地方選挙の結果を受け、独立派会派カタルーニャ共和主義左翼(ERC)議員ロジェール・トレント州議会議長が1月30日に次期州首相信任議会を開催する決定を行っていたにも拘らず、次期州首相候補として指名された全国管区裁判所より反乱・扇動・公的資金横領等の容疑で逮捕拘束令状が出されているためブリュッセルに逃亡中のカルラス・プッチダモン前州首相被告が州議会に出席できないことから、州議会がスペイン憲法裁判所に同被告の議員特権で出席できるよう訴え出ており、その判断がでるまで州首相信任議会が延期されている。

州議会法では、第一回目の信任議会は1月31日までに行われなければならなかったが、州議会議長は次期州首相候補を指名、その後議会を延期したため議会法の空白地点となり、州首相候補任命の期限に関して州議会司法弁護団の判断を仰ぐこととなっていた。
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これに対し、同弁護団は州議会法4.6条を精査「最初の信任議会での”投票”から2か月後、更に州首相が選出されなければ州議会は自動的に解散となる。」との条項から、「信任議会で投票は行われなかった。」として、州議会解散期限まで2か月というカウントダウンは始まっていないと判断した。

この判断に直接的な拘束力はないが、判断材料として多くの影響力を持っているため、今後の次期州首相候補指名に影響が出てくる。

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