反乱・扇動・公的資金など横領の容疑でスペイン全国管区裁判所の命令によりマドリードの拘置所に収監されているオリオル・ジュンケラス前州副首相被告は4日、スペイン最高裁判所に釈放を求め、陳述を行った。 PR //pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ヨーロッパプレスの報道によると、オリオル・ジュンケラス前州副首相被告は4日、最高裁判所に出廷し釈放を求める陳述を行い、法定でカタルーニャ州に存在する政治的紛争解決のために話し合いを行うと発言したことが分かった。 「釈放を求めます。」と発言したオリオル・ジュンケラス前州副首相被告は、暴力の発端となる行為を行わないとし、それにより拘束する必要がないと主張、11月2日から収監されているマドリードの拘置所から釈放するよう要請した。 これに対し、情報筋によると、ハビエル・サラゴサ検察官は、カタルーニャ州の一方的な分離独立を問う違法な住民投票の中心人物の一人であることが、9月20日と21日にバルセロナ市内で行われた一斉検挙の際押収された数々の文章で明らかであり、市民を扇動して暴力につながる行為を行ったと指摘「平和主義や公徳心(Civismo)等と発言するが、口先だけである」と批判し、保釈した場合再度多くの市民らを扇動する恐れがあると主張した。 また、ジュンケラス被告の弁護士は裁判官らに対し、釈放が認められないのであればせめてカタルーニャ州内の拘置所に移送するよう打診をした。 しかし、ジュンケラス被告をマドリードの拘置所に拘留したのは全国管区裁判所カルメン・ラメラ裁判官であるため、最高裁判所ではこの判断は行わないと、ヨーロッパプレスは報じている。 PR //pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今回の陳述がカタルーニャ州政府にとってなぜ重要か(超簡単に) 10月1日カタルーニャ州政府は一方的な分離独立を問う違法な住民投票を実施(RUI) 10月27日カタルーニャ州政府は一方的に独立宣言法を議会で可決(DUI) 10月27日上院議会が憲法155条適用を可決し中央政府がカタルーニャ州政府に介入開始 10月28日州政府閣僚らがベルギーに渡航 (カルラス・プッチダモンは1月4日現在もブリュッセルに滞在中とみられる)ジュンケラス被告は渡航しなかった。 11月3日オリオル・ジュンケラスが逮捕拘留 12月21日カタルーニャ州地方選挙実施 独立派会派が合計70議席を獲得し、絶対過半数68を上回る 独立派会派JuntsxCat党 カルラス・プッチダモン党首(前州首相被告) 独立派会派ERC オリオル・ジュンケラス党首(前州副首相被告) の2党間でどちらの党首を次期州首相に指名するかで意見が分かれる 独立派会派CUPはカルラス・プッチダモンの罷免を認めていない(憲法155条適用を認めていない)ため、議論していない。 JuntsxCat党「独立派会派のうち、最も議席を獲得したのはJuntsxCat党であり、カルラス・プッチダモンが再任するべき。」 ERC「カルラス・プッチダモンは帰国すれば即逮捕拘束となり、力強い州政府樹立の妨げになる。 保釈される見込みのあるオリオル・ジュンケラスが首相となるべき。」 平行線をたどっていたが 1月2日ERC「カルラス・プッチダモンの再任を容認する。 オリオル・ジュンケラスは副首相でよい。 ただ、再任できる(逮捕拘束されない)具体的な策を示せ。」 1月4日ERC党首「暴力行為は行わない。 カタルーニャ州における政治紛争解決のため(中央政府との)相互的な話し合いのため努力する。」 ということで、オリオル・ジュンケラスが釈放された場合、ERCの党首が州首相候補となり、CUPとJuntsxCat党との足並みが乱れる可能性がある。 PR //pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
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