速報 スペイン最高裁カタルーニャ州議会議長カルメ・フォルカデイを拘留 保釈金15万ユーロ 議長「一方的な独立宣言は象徴的なものだった。」

議員や市民から提出される、州議会で討論するための法案を受理し議会へ提出するかどうかの判断を行う議会執行委員会(mesa de parlament)の構成メンバー(州議会で議員らのほうを向いている人たち)は、スペイン検察総監から人民統一候補(CUP)およびジュンツ・パル・シイ党から提出された独立宣言法案を「受理」し、州議会で討論することを「許可」し、議会投票での可決を「承認」したとして、反乱、扇動、公的資金など横領の容疑をかけられ、スペイン最高裁判所が捜査に乗り出していた。
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同最高裁は11月2日にすでにこの委員会のメンバーに対し出頭を命じていたが、担当弁護団は準備する時間がなく、訴追状も十分に読めていないとして判事に訴えたため、口頭陳述が一週間延長されていた。

ヨーロッパプレスが報じたところによると、9日に出廷したカルメ・フォルカデイ議長(中央政府により罷免されていない。 12月21日の州議会選挙まで議長を務めるが、議会の権限は中央政府により停止されている。)は、10月27日に行った一方的な独立宣言に関して「象徴的」で「宣言的」なものであったと言及した。
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また、執行委員会第4秘書は、10月1日に行われたカタルーニャ州の分離独立を問う違法な住民投票に価値はなく、保障されたものではないと発言。 また、一方的な独立宣言は憲法155条の適用を招くことは自明で、独立は中央政府との合意を持ってのみ実現することが可能であると指摘していたとのこと。

本日出廷した議会執行委員会に対する判事の判断は以下の通り
カルメ・フォルカデイ議長 拘留 150.000ユーロの保釈金とパスポート
ルイス・コロミナス 保釈 4日以内に25.000ユーロの保釈金とパスポート
ルイス・ギノ 保釈 4日以内に25.000ユーロの保釈金とパスポート
アナ・シモ 保釈 4日以内に25.000ユーロの保釈金とパスポート
ラモナ・バルフェット 保釈 4日以内に25.000ユーロの保釈金とパスポート
ジョアン・ジョセップ・ヌエット 一時保釈

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