カタルーニャ州高等検察局は12日、モススダエスクワドロ自治州警察、グアルディア・シビル警察(国家憲兵)、ポリシア・ナショナル(国家警察)に対し、10月1日に行われる予定の独立を問う住民投票(1-O)に関するいかなる物資の接収を行うよう命令を下したことが分かった。
同検察局は12日、自治州警察ジョセップ・ルイス・トラペロ長官、カタルーニャ州担当グアルディア・シビル警察アンヘル・ゴサロ長官、カタルーニャ州担当ポリシア・ナショナルセバスティアン・トラポテ上級長官をバルセロナ市パウクラリス通りにある高等検察局本部に召喚し、憲法裁判所が違憲判断をしている1-Oに関する物資の接収を命じた。
命令文によると、違法とされる1-O実施を阻止するため、投票箱などを見つけ次第確保しなければならない。
9月6日にカタルーニャ州議会で1-O法案が可決し、翌日すぐに憲法裁判所が違憲判断を下し、カタルーニャ州高等裁判所(TSJC)に対応を命令。 これを受けカタルーニャ州高等検察局は自治体警察を含む州内の各警察当局に対し、1-O阻止を命令していた。
これに背いた場合、不服従・公的資金横領などの刑事罰責任を問われ、最大8年の実刑判決が下る可能性がある。
つまり、プッチダモン州知事が1-O実施に際し各自治体に公共施の開放を要請し、それに応じた約600の自治体に対し、関係者らすべてが刑事罰対象となる。
カタルーニャ州の州都バルセロナ市のアダ・コラウ市長はこの点を危惧し、市内の公共施設の開放を現在のところ見合わせているが、ポデモス党派の市長は1-O自体には賛成であり、可能性があればバルセロナ市でも投票を行う構え。
カタルーニャ州政府内務省のフォルン内相および自治州警察ジョセップ・ルイス・トラペロ長官はカタルーニャ州独立賛成派であり、先のカタルーニャ州同時多発テロではスペイン人犠牲者とカタルーニャ州住民犠牲者を別々に発表したり、アジト爆発事故でグアルディア・シビル警察爆発物処理班を現場に入れなかったなど、州内外で(特に州外で)批判が相次いでいる。
カタルーニャ州高等検察局 モススダエスクワドロ州警察、グアルディア・シビル警察、国家警察に1-Oを阻止するため投票箱の撤去を命令
カタルーニャ州高等検察局は12日、モススダエスクワドロ自治州警察、グアルディア・シビル警察(国家憲兵)、ポリシア・ナショナル(国家警察)に対し、10月1日に行われる予定の独立を問う住民投票(1-O)に関するいかなる物資の接収を行うよう命令を下したことが分かった。 同検察局は12日、自治州警察ジョセップ・ルイス・トラペロ長官、カタルーニャ州担当グアルディア・シビル警察アンヘル・ゴサロ長官、カタルーニ
·spainpress1·2 分で読めます
関連記事
政治·

シウダダノスの不在、アンダルシア州議会選挙への影響
2026年5月8日、アンダルシア州議会選挙でシウダダノス党が不出馬を表明。2022年の前回選挙で約12万票を獲得した同党の支持層の票が、現職モレノ州首相率いる国民党(PP)の過半数維持にどう影響するかが焦点となっている。
1 分で読めます
汚職·

マスク裁判、アバロス元大臣への捜査終結
マスク調達を巡る汚職事件の裁判で、検察はアバロス元運輸大臣が犯罪組織のトップにいたと断定し、有罪を主張した。元大臣は「有罪推定」だと反論している。
1 分で読めます
政治·

ハンタウイルス船、カナリア諸島への寄港を巡るスペイン中央政府と地方政府の対立
スペイン中央政府は、ハンタウイルス集団感染が発生したクルーズ船のカナリア諸島への寄港を巡り、同州首相のフェルナンド・クラビホ氏の対応を「政治的駆け引き」と非難。情報共有の遅れを訴えるクラビホ氏に対し、政府は「制度的忠誠心の欠如」を指摘し、対立が深まっている。
2 分で読めます
政治·

スペイン文化政策、優先順位の低さへの懸念
スペインの文化政策が、政治的な優先事項に常に後回しにされ、「文化の食い物」となっている現状について、ボルハ・セムペル氏が警鐘を鳴らしています。選挙活動などでも、文化はしばしば軽視されがちです。
1 分で読めます
