カタルーニャ州政府ジョセップ・マリア・アルヒモン保健相が発表したところによると、今週金曜日12月3日から、新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示義務を再開すると発表したことが分かった。
これにより、州内の飲食店、スポーツ施設、ジム、高齢者施設などへのアクセスに、新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示が義務化される。
州内のワクチン接種証明書の提示義務は先週金曜日に実施されていたが、ワクチン接種証明書をダウンロードするウェッブサイトが、アクセスが集中したことにより接続が困難となり、州政府は同日午前中に提示義務化を一時見合わせていた。
現在スペイン国内で新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示義務が発生しているのは以下の自治州
カタルーニャ州 飲食店、スポーツ施設、高齢者施設等
アラゴン州 クラブ、飲食店、イベント会場等
ナバーラ州 60人以上収容可能な飲食店、クラブ、イベント会場、屋内イベント会場等
バレンシア州 イベント会場、50人以上収容可能な飲食店、病院、高齢者施設
ムルシア州 イベント会場 (飲食店は不要)
バレアレス諸島 クラブ、高齢者施設、飲食店等
ガリシア州 飲食店、病院、クラブ
この他、アンダルシア州、カスティーリャ・イ・レオン州、バスク州は現在州政府が州高等裁判所に法的拘束力を付与するための申請を行っている。