スペイン 警戒体制発令中 スペイン中央諜報局(CNIが)元国王とその愛人を破局させるために女性ホルモンを秘密裏に摂取させていた可能性

地元メディア(エル・ディアリオ電子版)が報じたところによると、スペイン中央諜報局(CNI)が、スペイン元国王と愛人のコリーナ・ラールセンを自然に破局させるため、女性ホルモンを秘密裏に摂取させていた可能性があったことが分かった。

エル・ディアリオが警察関係者より入手した音声記録は、元国王の愛人だったドイツ生まれ(デンマーク人)の起業家コリーナ・ラールセンと、現在組織犯罪などの罪で実刑中の元スペイン警察高官ビジャレホの会話が記録されており、2016年に録音されたものとのこと。

これは、ビジャレホ元警察高官に対する組織犯罪に関する汚職で、コリーナ・ラールセンが彼女の雇っていた従業員の1人が、スペイン諜報機関と内通しているかどうかを確かめるため、コリーナがビジャレホを雇っていたかどうかの捜査中入手した記録で、2020年9月14日に警察当局よりスペイン全国管区裁判所に提出されたもの。

報道では、ホアン・カルロス元国王が2010年に良性腫瘍摘出術を行った後、2011年から多量の睡眠薬を与えられ、フランスの医師によれば女性ホルモンを投与されていたとコリーナが主張していることが分かった。

コリーナ・ラールセンはこのほか裁判で、自身が海外に旅行中、モナコにある自宅と事務所が警備会社から襲撃(空き巣)に遭い、CNIが公表されたくない証拠や文書などを隠蔽するため、警備会社はスペイン諜報局から雇われたものだったと主張している。

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