地元メディアの報道によると、カタルーニャ州内の病院にて新型コロナウイルス感染による重症患者の集中治療室の利用率が52%となっていることが、州政府保健省の発表により分かった。
州政府保健省は記者会見で「現在州内にある集中治療室887床のうち、447床が新型コロナウイルス感染症重症患者により使用されている。 また、887床のうち85%が使用中である。」と発表した。
カタルーニャ州は24時間で6,212人の新たな感染者を確認。 また24時間で16人が新型コロナウイルスにより死亡した。
現在スペインでは新型コロナウイルス第2波感染拡大抑制政策として夜間外出禁止令を含む警戒事態が発令されている。 昨晩、バルセロナでこの政策に反対した抗議デモで一部が暴徒化し12人が逮捕。 更にカンタブリア州でも8人が逮捕され、サラゴサでも5人が逮捕されている。
これに対しスペイン国家警察労働組合Jpolは市民に対し落ち着くよう呼び掛けている。