スペイン コロナウイルス 雇用・経済相「休業手当(ERTE)12月31日まで」

地元メディアの報道によると14日、ヨランダ・ディアス雇用・経済相が12月31日までコロナウイルスによる休業手当(ERTE)を実施する意向を示したことが分かった。

スペイン国営放送TVEに出演したヨランダ・ディアス雇用・経済相は、「期限は決められていない、恐らくもう少し延長しなければならないだろう。 もし必要であるならば、休業手当(ERTE)は効果的なシステムであることから、我々は企業に寄り添いつづるだろう。」と発言、今年いっぱいまで新型コロナウイルスによる特別休業手当(ERTE)を続けると示唆した。

報道によると、現在コロナウイルスによる影響でERTEとなっている労働者は約70万人。 そのうち文化活動、観光業などの従事者が約60万人に上るとのこと。

ディアス雇用・経済相はまた出演した番組で「ERTEを利用した休業者が将来失業した場合、180日間分の失業保険を給付する。」と発言。 3月15日から始まった新型コロナウイルスによる特別休業手当を一度でも利用した市民が失業した場合、6か月の失業保険が給付される草案を作成している。

新型コロナウイルス休業手当(ERTE)に関しては、3月15日に遡って申請することができた。 当初新型コロナウイルス休業手当給付金は6月30日までだったが、その後政府は商工会議所らと会談した結果、企業負担を引き上げることにより9月30日までの延長を決定していた。

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