日産がバルセロナ郊外にあるZona Franca工場の閉鎖発表を受け、労働者たち約200人余りが工場前でゴミコンテナーやタイヤに放火し抗議活動を行った。
日産は5月28日に労働者に対し同工場閉鎖を正式に通達。 これに対しカタルーニャ州政府カルメ・チャコン企業相は「(閉鎖は)簡単にはいかない。」と発言。
スペイン中央政府も今回の決定に「残念な決定」と発表。
また、バルセロナ市のアダ・コラウ市長は地元ラジオで「日産は世界的な問題に直面しているが、(バルセロナ工場を)閉鎖することは長期的な視点から見て有効ではない。」「バルセロナから出ていくということは、日産は間違いを犯すだろう。」「公的な援助を多く受け取っておきながら、このような形で出ていくことはできない。」等と語った。
(閉鎖は12月頃を目途)