(非常警戒体制発令中)スペイン コロナウイルス 副首相がコロナウイルス感染

武漢新型コロナウイルスの感染が拡大しているスペインで、中央政府カルメン・カルボ副首相がコロナウイルに感染していたことが分かった。

地元メディアの報道によると、副首相は日曜日からマドリードの病院に入院していた。 副首相は一度検査を行ったが、決定的な結果が得られなかったため、再度検査を受けたところコロナウイルス感染で陽性反応が出たとのこと。 現在体調は回復に向かっている模様。

これにより、スペイン中央政府で官僚が感染したのはイレーネ・モンテロ平等大臣に次いで2人目。 また、カナリアス諸島議会カロリーナ・ダリアス議長もコロナウイルに感染している。 

因みに関係性は不明だが、モンテロ平等大臣とダリアス議長、及びペドロ・サンチェス首相の奥さんであるベゴーニャ・ゴメス女史は、3月8日に行われた「国際女性の日」大規模集会に出席しており、そのご12日にコロナウイルに感染していたことが分かった。

また、3月8日の数日前からスペインでコロナウイルス感染430件ほどが報告されていたが、スペイン中央政府イージャ保健大臣は「コロナウイルスの症状が見られる人はデモ集会に出席しないよう。」と求めていた一方、毎日12時に定例記者会見を開いている保健省緊急警報調整局フェルナンド・シモン局長は「Si mi hijo me pregunta si puede ir a la manifestación del 8-M le diré que haga lo que quiera」(もし私の息子が国際女性の日に行っていいかと聞かれれば、好きなようにしなさいというだろう。」と発言していた。

フェルナンド・シモン局長

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