スペイン コロナウイルス モススダエスクアドロ自治州警察 カタルーニャ州閉鎖にも備え

地元メディアの報道によると13日、スペインで感染拡大している新型武漢コロナウイルスに関し、カタルーニャ州モススダエスクアドロ自治州警察エドゥアルド・サィエント局長が、地元ラジオに出演、コロナウイルス感染拡大を阻止するため、カタルーニャ州閉鎖の可能性も視野に入れていると発言したことが分かった。

出演したラジオ番組は”El Matí de Catalunya Ràdio”で、カタルーニャ州閉鎖は「非常に可能性が低い」としながらも、閉鎖された場合も含めて州警察は準備をしていると発言。

サィエント局長によると、現在自治州警察は約17,000人の警官を有しており、コロナウイルスに感染しているのが確認されたのは1人。 また、感染者と接触のあった30人が現在隔離措置を受けているとのこと。

現在カタルーニャ州では、バルセロナ県北部のイグアラダ市病院で医療関係者らの集団感染が確認され、本日0時から周辺地域の封鎖が実施されており、約7万人が影響を受けている。

この件に関し、サィエント局長は「この地域にアクセスできる道路は2か所のみ。 この地域へアクセスできるのは食料品等の生活必需品を配達する商業車両および緊急車両、医療関係車両などのみ。」と語っている。

また、いまのところ、軍との協力体制は敷いていないとのこと。

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