スペイン コロナウイルス 小売店業者組合が「パニックにならないで」 西でもトイレットペーパーなど買占め

スペインでも新型コロナウイルス武漢肺炎のよる感染拡大が危惧されているなか、限定的ではあるが各地で買占めが行われ始めた。 実際、記者の目の前にある小型スーパーではなぜかトイレットペーパーが売り切れていた。

スペイン流通業者・セリフサービス・スーパーマーケット協会(Asedas)及びスペインスーパーマーケット流通協会(Aces)は、一部地域で発生している買占めに関し、「スペイン国内全ての地域におけるスーパーマーケットの流通プラットフォームや、従業員らは規範的に動いており、食料品や生活必需品がお客様にいきわたるよう保証されている。 従って、不必要な買占めなどを行わないよう、冷静に行動するよう呼びかける。」と声明を発表。

スペイン国内のスーパーマーケット「メルカドーナ」、Dia、Coviran、Alimerkaなどが参加する業界団体(Asedas)によると、大中小のスーパーマーケット全てを含めると、スペイン国内では840人に一件の割合でスーパーマーケットが存在し、これは他のEU諸国より非常に高い水準であるとのこと。 また、Asedasによると国内には24,300店舗のスーパーマーケットがあり、さらに昔ながらの形態のスーパーが3万件あるとのこと。

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