カタルーニャ州独立問題 プッチダモン欧州逮捕状 ベルギー検察当局が保釈

スペイン最高裁判所が今週月曜日14日に、カタルーニャ州独立派元閣僚らに対し騒乱罪などで禁固刑を言い渡したことを受け、最高裁判所パブロ・ヤレナ裁判官が、現在ベルギーに逃亡中のカルラ・プッチダモン前州首相に対して身柄引き渡しを請求する欧州逮捕状を発行(3回目)。 ベルギー当局は本日朝同氏への事情聴取を行い、検察当局は保釈を決定。 ベルギー国外に出国する際は司法当局の許可があれば可能であるとの決定を下したことが分かった。 前回ベルギー当局に発効した欧州逮捕状の時には、保釈するが「ベルギーから出国出来ない」という判断であったが、今回は司法当局が許可すれば出国が可能となった。

今後の争点は、同氏が欧州議会議員であることを利用した議員特権が認められるか、欧州裁判所の判断にゆだねられる可能性が高い。 一方、スペイン最高裁判所パブロ・ヤレナ裁判官は、プッチダモン前州首相被告は欧州議会議員ではないと指摘しているため、特権は認められないとしている。

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