カタルーニャ州沿岸部を中心に今夜から強い雨 スペイン気象庁が注意を呼びかけ

スペイン気象庁(AEMET)は現地時間9月9日(月曜日)12時、9日夜遅くから少なくとも13日金曜日までの間にカタルーニャ州を沿岸部を中心として強い雨が降ると予報、今晩と明日10日にバルセロナとジローナの沿岸部に対し赤色警報を発出したことが、公式ホームページにより分かった。 同気象庁によると、予報の的中率は80%とのこと

AEMETによると、今晩から明日まで警戒レベル最大の赤色警報がバルセロナとジローナの沿岸部で発令されており、その後第一段階低いオレンジ警報が11日からバルセロナ沿岸部およびバレンシア州沿岸部に発令された。

この現象はゴタ・フリアと呼ばれる現象で、特に春と秋にスペイン東部およびバレアレス諸島に見られる現象。 地中海の暖かく湿った空気に対し、高緯度で高高度(上空5キロ~9キロ)から冷たいジェット気流が衝突し、突然嵐を発生させるために起こる。

AEMETはこのゴタ・フリアにより、多いところで100ミリの雨を記録すると予報。

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