スペイン 卵の殻に印刷されているコードに関して

欧州連合圏内で販売される鶏卵には統一されたコードが印刷されている。 これにより、消費者は国、地域、生産者、生産状況などを把握することができる。

卵を手に取り、コードを見てみると最初に一桁の数字、その後にアルファベット二文字と続く。

最初の数字は0から3が割り振られており、それぞれの意味は以下の通り。

最初の数字が「3」 ケージで採卵

採卵鶏が、身動きが取れないバタリーケージを利用し採卵された卵。 1999年にケージを550平方センチメートルから750平方センチメートルへ各採卵鶏の活動範囲を広げるよう求めたが、2012年まで義務化されなかった。 現在、約A4サイズ(627平方センチメートル)のケージで採卵が行われている。

最初の数字が「2」 工場の中で採卵

各採卵鶏はケージで生活はしないが、工場内でのみ放し飼いにされる。 「3」の採卵鶏よりも広い生活範囲が与えられ、最大12平方メートルを動き回れる。

最初の数字が「1」 工場の中と放牧

各採卵鶏は上記の様な工場で生活するが、放牧もされる。

最初の数字が「0」 工場と放牧、餌が有機農産物

各採卵鶏は上記のように放牧されるが、更に有機農法で栽培された餌が与えられ、有機農法審議会の承認が得られる。 特に、抗生物質の使用に関して厳しく規制されている。

続いて、次のアルファベット二文字は国名コードとなる。 例えばESと書いてあればスペイン、DEであればドイツ。

その次に来る数字二桁は地域を示す。 各数字と地域は以下の通り。

Álava (01), Albacete (02), Alicante (03), Almería (04), Asturias (33), Ávila (05), Badajoz (06), Baleares (07), Barcelona (08), Burgos (09), Cáceres (10), Cádiz (11), Cantabria (39), Castellón (12), Ceuta (51), Ciudad Real (13), Córdoba (14), A Coruña (15), Cuenca (16), Gerona (17), Granada (18), Guadalajara (19), Guipúzcoa (20), Huelva (21), Huesca (22), Jaén (23), León (24), Lérida (25), Lugo (27), Madrid (28), Málaga (29), Melilla (52), Murcia (30), Navarra (31), Orense (32), Palencia (34), Las Palmas (35), Pontevedra (36), La Rioja (26), Salamanca (37), S.C.Tenerife (38), Segovia (40), Sevilla (41), Soria (42), Tarragona (43), Teruel (44), Toledo (45), Valencia (46), Valladolid (47), Vizcaya(48), Zamora (49), Zaragoza (50), Ceuta (51), Melilla (52)

続く三桁は自治体コード。

最後の三桁は自治体の定める養鶏所などの企業コード。

因みに、最初の数字が0であろうが3であろうが、スペイン国内では生卵の摂取を推奨されていない。 日本では生で食べることが想定されているため、出荷前に殺菌消毒されている。

あわせて読みたい

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください