メキシコ パイプライン敷設地に社会更生プログラム6種類を適用へ

石油を盗むため、メキシコ公営石油企業PEMEXのパイプライン破壊行為が続くメキシコで、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領(AMLO)はパイプラインの監視を強化するとともに、敷設地における社会更生プログラムを適用する予定であることを発表した。

AMLOによると、ガソリンを盗むためPEMEXのパイプラインを閉めざる負えない状況が続いており、特に貧困層が「盗み」を働かなければ生活できない状況がこれに拍車をかけていると指摘、社会更生プログラム6種類を適用する予定であることを発表した。

このほか記者会見でAMLOは、現在PEMEXのパイプラインを海軍、連邦警察などが30の自治体で、合計5千人規模で監視、国内の石油企業も外国から石油を輸入することが現在可能となった。

また、原油採掘プラットフォームでも窃盗組織が存在していたことを明らかにしている。

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