メキシコ グアナフアト州 米国テキサス州から石油輸入も念頭に

PEMEX内部の汚職による石油横領取り締まりによる石油供給不足の影響を受けている地域の一つであるグアナフアト州は9日、乗用車1台につき500ペソまで、ガソリンタンク1つにつき100ぺソまでの販売制限を設けた。

ディエゴ・シンフエ・ロドリゲス・バジェホ州知事は記者会見で「2つの選択肢がある。 一つはメキシコ連邦政府からタンクローリーを借りてPEMEXの持つ石油をここまで運んでくること。 もう一つはPEMEXの打ち上げた新たな石油横領防止策を支援し、パイプラインを早急に復旧させることだ。」と語った。

また、このほかにも米国テキサス州から鉄道を利用し石油を輸入する可能性についても言及、緊急事態であればそのような措置に出ると語った。

同州では、前ガソリンスタンドの15~20%でのみガソリンが残っていると報道されている。

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