メキシコ 警察当局がティフアナのホンデュラス難民施設を閉鎖

メキシコ警察当局は4日、米国国境付近のティフア市にあるホンデュラス難民施設を閉鎖したことが分かった。

この施設は米国との国境付近にあり、犯罪や売春などの温床となっている地域で、外灯なども少ない地域。

今回の措置は、治安悪化および衛生管理に問題が生じてきたため、米国国境から11キロメートルの地点にあるさらに大きな難民施設にホンデュラス難民を移送するため。

現在ティフアナにはホンデュラス人を中心とした難民が約6千人到着。 メキシコ各地にも同じく約6千人が難民として流入している。

報道によると、約1,000人が米国の国境を越境。 そのほか同じく約1,000人が帰国しているとのこと。

ホンデュラス難民のレイネイロ・ライネ氏は「この措置は不平等だ。 当局が力ずくで我々を移送するとは聞いていない。 我々を騙している。」と答えた。

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