パブロ・カサード国民党新党首の修士号偽造疑惑でスペン司法当局が大学教授2人に証拠提出を命令

2008年から2009年にかけマドリードのホアン・カルロス国王大学で、パブロ・カサード国民党新党首が4単位で取得したとされる修士号が、偽造されたものではないかとの件で、スペイン司法当局は同大学の教授2人に対し、カサード新党首が行った論文などを8月2日までに提出するよう命じたことが分かった。

スペイン司法当局は、カサード新党首が2008年から2009年の間に受けていたとされる修士課程に関し、一度も授業に出席せず、さらに修士号を取得するための論文が同大学に保存されていないことから今回の措置に出た。

このほか、カサード新党首と同じ修士課程を受けていた元生徒5人らに対し事情聴取を行い、ほか3人に対しては刑事責任を追及する構え。 

この3人のうち一人はバレンシア州教育省副大臣、もう一人はマドリードのクリスティーナ・シフエンテス元州首相右腕で教育省の娘。

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