スペイン最高裁判所パブロ・ヤレナ裁判長がカタルーニャ州独立運動「プロセス」で反乱の容疑者である州議会議員6人を更迭

スペイン最高裁判所パブロ・ヤレナ裁判長は10日、カタルーニャ州分離独立を推進していたとして反乱・公的資金横領などの容疑がかかっているカルラス・プッチダモン前州首相ら現州議会議員6人に対し、議員活動の停止を命じたことが分かった。

スペイン最高裁判所ははカタルーニャ州の分離独立運動に関し、「反乱」が存在していたと認定、これを受けパブロ・ヤレナ裁判長は反乱・公的資金横領などの容疑がかかっている6人の州議会議員に対し州議会議員の活動停止を命じた。 これは、刑罰予審法(Ley de Enjuiciamiento Criminal)384条に基づくもの。

これにより、カタルーニャ州議会内独立派会派の議席が69議席から63議席となり、絶対過半数の68議席を割り込む。

これに対し独立派会派JxCat、PdeCAT、ERC、CUPらはこの決定にを「容認できない決定」と非難、最高裁判所の命令に背くよう呼び掛けている。

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