カタルーニャ州政府報道官 州政府”外務省”「Diplocat」が再始動する予定であると明言

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スペイン国外務省以外に外交を行うことは憲法違反であるとして、中央政府がカタルーニャ州政府に介入することを可能とする憲法155条適用により解体されていた州政府外務省”Diplomàtica de Cataluña”通称Diplocatを再度州政府の一省庁として設置することを、州政府エルサ・アルタディ報道官が発言した。

報道官の発表によると、州政府は中央政府の「解体」を止め、憲法裁判所に対し憲法155条によるDiplocatの解体は違法であったと訴え出る構えで、同省庁は合法であり憲法裁判所の判断を待たずに一省庁として再開する予定であるとのこと。

Diplocatはアルトゥール・マス州政府政権時代に新設され、世界各国に「大使館」を設置。 昨年同州で行われた同州の分離独立を問う違法な住民投票時にはドイツなどから複数のオブザーバーを招聘し、公的資金が使われたほか、同州の独立推進を擁護する研究発表やセミナーなどが同省主催で行われたとみられ、現在スペイン最高裁判所により捜査が進んでいる。

報道官は、憲法155条により解体されたDiplocatを再開し、世界各国に大使館を再度設置する予定であはあるが、大使館に関しては複雑な準備が必要で時間がかかるとしながらも、Diplocatの再始動はすぐにでも行うとのこと。
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