2015年カンプ・ノウで行われた国王杯バルサ対ビルバオ戦での国歌へのブーイングを行うようフェイスブックで呼び掛けたCataluny Accioのサンティアゴ・エスポット会長に対し、7,500ユーロの罰金を命じていた全国管区裁判所は4日、表現の自由であるとして罰金刑を撤回する判断を行った。
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問題となった国歌へのブーイングは、2015年FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウスタジアムで行われたFCバルセロナ対アスレティック・ビルバオ戦で、国王が出席していた。 この試合前に国歌が流されている最中、FCバルセロナのファンがブーイングを行い、国歌を掻き消した。
この時、ブーイングをフェイスブックで呼び掛けた独立推進民間組織Cataluny Accio(2004年にサンティアゴ・エスポットにより設立される)のサンティアゴ・エスポット会長に対し、当時全国管区裁判所は国王への侮辱及び国家侮辱罪などの容疑で7,500ユーロの罰金を命じていた。
しかし、本日4日全国管区裁判所はこの決定を覆し、王室の存在に対する「批判する自由」があるとし無罪判決となった。
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