スペイン中央政府ソイド内相がカタルーニャ州の治安維持に8700万ユーロ(約118億円)と発表

スペイン中央政府フアン・イグナシオ・ソイド内務大臣は18日、カルラス・プッチダモン被告率いるカタルーニャ州前政府による憲法違反及び不服従、及びモススダエスクアドロ自治州警察の任務放棄などによる同州の治安維持に8700万ユーロ(日本円で約118億円)の費用が掛かったことを発表した。 また、同州に派遣された国家警察(ポリシアナショナル)及び治安警察(グアルディア・シビル)は、最大で6千人まで膨れ上がったとのこと。
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ソイド内務大臣は17日、中央政府上院議会に出席し、昨年のカタルーニャ州での治安維持活動に関する報告を行った。

内相によると、昨年9月から12月までカタルーニャ州に派遣された国家警察と治安警察の人数は約4,500人で、10月1日に行われた違法な独立を問う住民投票の前後では最大役6千人が治安維持にあたっていたと発表した。
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ソイド内相は「”1-O”にかかった8700万ユーロという数字は非常に重要な額であり、政治的無責任とカタルーニャ州政府の不服従により、スペイン国民皆で負担しなければならない額である。」と発言、去年のカタルーニャ州独立運動による被害額はこれを含めると約10億ユーロに上る可能性があると、内相は指摘している他「この期間ホテルの予約状況は例年より35%減少していた。」と発表した。

この他、カタルーニャ州に常駐している中央政府内務省属の警官は約6千人存在していることから、最大で1万2千人の国家警察や治安警察が治安維持に当たっていたことになり、その対象は、スペイン銀行、税務局、司法局、カタルーニャ州高等裁判所や、政党本部、空港、港湾などに及び、休みなどを返上して任務に就いていたと発表された。

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