スペイン中央政府マリアノ・ラホイ首相がプッチデモン被告との会談を拒否

スペイン中央政府マリアノ・ラホイ首相は22日記者会見を開き、21日の州議会選挙の結果樹立されるカタルーニャ州新政府は法を尊重する州政府であるだろうと発言、カルラス・プッチダモン前州首相被告が呼び掛けたブリュッセルでの会談に関して「私が話をするべき人物は、選挙で第一党となった、カタルーニャ市民党党首のイネス・アリマダスである。」と語り、会談の可能性を否定した。
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首相官邸で記者会見を開いたマリアノ・ラホイ首相は「一方的な行動(一方的な住民投票、一方的な独立宣言)を行わず、法から外れない州政府となることを確信している。」と語った。

首相は「もしそうしなければ、出て行った企業は戻らず、投資額は減り、企業の身売りは止まらず、雇用創出はなくなる。」と指摘した。

また、新しいカタルーニャ州政府の下「衝突ではなく相互理解」を求め、「私が出来ることは何でもする。 ただ、カタルーニャ州自治憲章や法を犯さない範囲でのみだ。」と語った。

更に憲法155条適用によるカタルーニャ州議会選挙早期実施に関して首相は「票を集めるためではない。 民主主義国家で、”違法な状態”を直ぐに是正する必要があった。 首相としてしなければならないことを行っただけだ。」と発言。 州議会選挙の早期実施によりカタルーニャ州分離独立派会派が議会内で絶対過半数を獲得し、首相の政治的手腕を疑う声を牽制した。

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