国家警察 先週盗まれた1,800本のプロパンガスとブタンガスはテロリスト用ではないことを示唆

ヨーロッパプレスの報道によると11日、先週末にマドリードの倉庫で盗まれた末端価格にして2万ユーロ分の1,800本あまりのプロパンガスとブタンガスは、テロリストの襲撃用に使われる恐れが低いと、国家警察(ポリシア・ナショナル)が発表したことが分かった。

マドリード高等警察庁長官は、今回の盗難事件を司法警察と共に捜査を行っており、末端価格にして約2万ユーロ分のプロパンガスとブタンガスは闇市場で販売されるように盗まれたものである可能性が高いと指摘した。
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ただ、100%テロリストにより使用される可能性を否定しているわけではないとしながらも、全ての証拠が、テロ襲撃用に利用されることが無いことを示しているとのこと。

盗難事件はマドリードのビカルバロ地区(Vicálvaro)のボイヤー通り(Boyer)にある倉庫から盗まれ、警察の発表によると先週金曜日17時から22時の間に犯行が行われたとみられている。 同倉庫には監視カメラが無かったとのこと。

盗まれたのはプロパンガス1,193本と650本のブタンガス及び、運搬用のトラックと現金900ユーロと発表されている。

スペイン北東部にあるカタルーニャ州では今年8月同時多発テロ事件が発生しており、同州にあったアジトでは爆薬製作用の大量のブタンガスボンベが誤爆し、テロの首謀者とみられるイマーン(指導者)がテロ犯行前に爆発に巻き込まれ死亡していた。

ソース
La Policía cree que el robo del camión con 1.800 bombonas de butano fue perpetrado por delincuentes comunes

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