独立派の親や生徒が学校に寝泊り 投票終了まで投票所を占拠、住民に解放

ラ・バングアルディア紙によると、カタルーニャ州内の投票所となる予定の一部公立学校で、金曜日授業終了から10月1日選挙時間終了後21時までワークショップや映画、スポーツなどを開催し、施設を解放し続ける予定であることが分かった。
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現在カタルーニャ州上級検察及び高等裁判所は、憲法裁判所の違憲判断を受け10月1日に行われる予定のカタルーニャ州の独立を問う違法な住民投票阻止のためパトロールなどを行う予定で、公共施設などを投票所として開放していた場合、自治州警察などはその責任者および監視員の身元確認を行い、投票箱や投票所の閉鎖を行う予定。 また、中央政府(スペイン情報保護機関)が発表したところによると、違法な住民投票実施のために監視員としてボランティア活動などを行った場合、4万ユーロから30万ユーロの罰金が課せられる可能性があると住民に対し忠告している。
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これに対し州政府クララ・ポンサティ教育相は、「全ての責任は私にあり、監視員を含む住民投票に関係する住民らはなんら責任を負わない。」と言明。

これを受け州内の投票所となる予定である小学校などの公共施設では、住民らが施設を占拠しワークショップなどを行い、警察官らの立ち退き要求に対抗する構えだ。

ジローナでは、公立学校9校のうち、8校で占拠が始まり、校庭などを利用したワークショップや、夕飯などを提供。

更に、サバデイ市とイグアラダ市の複数の学校で、投票日当日早朝学校を訪れた付近住民に対し、チョコレート入りココアを無料提供すると発表しており、警察官らの立ち退き命令に対抗する。

州内のこのような動きを受け、モススダエスクアドロ自治州警察は各施設に立ち寄り、10月1日6時までには退去しなければならないことを通達している。

また、自治州警察は各公共施設の鍵を受け取るようカタルーニャ州上級検察官から命令が出ている。

こちらはバルセロナ市内サグラダ・ファミリア教会近くのUnivers de Gràcia学校が発表した、金曜日17時から日曜日までのプログラム。

1件のコメント

  1. マドリッドではカタロニア独立に反対のデモをしていました。
    人々がスペイン国旗を掲げながら歩いていました。

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