検察当局がモススダエスクアドロ自治州警察長官を召喚 1-Oに関する各警察当局の役割に関する会議を12日に行う

カタルーニャ州高等裁判所は11日、モススダエスクアドロ自治州警察のジョセップ・ルイス・トラペロ長官を12日に召喚、10月1日行われる予定のカタルーニャ州の独立を問う違法な住民投票について、各警察当局の役割に関して会議を行うことが分かった。

 

この会議には自治州警察長官のほか、カタルーニャ州国家警察上級長官セバスチャン・トラポテとグアルディア・シビル警察カタルーニャ州地域長官アンヘル・ゴサロも参加する予定。

 

この会議では憲法裁判所が違憲判断をしている10月1日に行われる予定のカタルーニャ州の独立を問う住民投票1-Oに関して、それぞれの役割分担を決めるほか、1-O実施を幇助した場合に、長官の任を凍結することなどを通告する予定。

 

カタルーニャ州内務省ホアキン・フォルンは先日、1-O実施に関して「住民が安全に投票できるよう努める。」と発言したほか、警察長官は上司(フォルン内相)の指示に従うと言明していた。

 

これに対し中央政府司法長官ホセ・マヌエル・マサは各警察当局に対し、1-Oの阻止を指示している。

 

これらの流れを受けて、カタルーニャ州のカルレス・プッチダモン州知事は12日、スペインのラジオ局RACのインタビュー番組に出演し「モススを放っておいてくれ!」と発言、「カタルーニャ州同時多発テロ事件でも分かったようにモスス警察の仕事は市民を守ることだ。」「もし投票箱を撤去するか、守るかと聞かれれば、モスス警察は優先する方を選ぶだろう(投票箱を守る=市民の民主主義を守る)」と言明。

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