55%のカタルーニャ州住民が住民投票実施に賛成(El Español調べ)

スペインデジタル紙El Españolによると4日、55%のカタルーニャ州住民は10月1日に行われる予定の非公式な同州の独立を問う住民投票の実施に関して「賛成」であるということが分かった。

 

今回のアンケートはEl Españolにより、Sociometricaが実施。 カタルーニャ州で700人、州外300人を対象に8月28日から9月1日の間に行われた。

 

アンケートによると、カタルーニャ州住民の17歳から30歳までの58.4%が10月1日の住民投票実施に賛成。 他31歳から45歳で54.4%、46歳から65歳で54.7%、66歳以上で53.6%がそれぞれ賛成と答えた。

 

一方、カタルーニャ州住民以外では70.6%が住民投票に反対と答えている。

 

現在ラホイ首相は住民投票実施を阻止するために全力を挙げており、憲法裁判所はこの住民投票を違憲と判断している。 そのため、「結局住民投票は実施されると思うか?」との問いに、カタルーニャ州住民は「実施されると思う」が55.4%、「されないと思う」が31.8%となっている反面、州以外のスペイン人は「実施されると思う」が33.5%、「されないと思う」が49.3%となった。

 

このアンケートは「住民投票実施に賛成」かどうかを問うものであり、州独立に反対である住民も「賛成」に投じている可能性がある。

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